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CONCAVE SHOULDER vol.3

最終回は、袖作り、袖付け、仕上げアイロン、そしてモデル着用までお見せしました。時間が足りず若干駆け足の説明となってしまいまして申し訳ございません。特に仕上げアイロンについては、通常は時間をかけてしっかり行います。

袖はシルエットを出すためにしっかりくせとりをしてから縫製します。また、袖付の前にAHの形を整えることが大事なポイントです。前後の必要な箇所を予め適切にいせ込んでおきます。コンケーブショルダーの場合は肩パッドが厚くなります。そのため中とじをするのに針を通すのが大変です。場合によっては長い針を用意して行います。

ご参加いただいた方で内容について質問がございましたら、お問い合わせからご連絡ください。

3回にわたってお送りしましたwebinarですが、いかがでしたでしょうか。対面で直接お見せする形態と異なり、実際に見たり、触ったりすることはできませんでした。しかし、座っている場所による見難さがなく、録画では気になったところを繰り返し見ることができたり、実はメリットもたくさんあったのではないかと思っています。何より日本各地から、また海外からもご参加いただけました。場所の移動がなく、自宅で受けられるというのはとても大きなことではないでしょうか。

今回はできる限り見やすい画角で、高画質な映像をお届けできるようにカメラ二台を使って、切り替えながら行いました。zoomでのライブ放送は受信環境次第で画質は左右されてしまったかもしれませんが、安定した回線があれば比較的高画質であったのではないかと思います。また同様の形態で何らかのセミナーができれば、と考えております。もし何かご要望がございましたら、ぜひお問い合わせよりご連絡ください。

まだ残暑は続きそうですが、台風の季節が近づいてきました。コロナの問題もまだまだ続きそうですが、新しいアイデアをもって、より良い世の中を作っていければと思っています。皆様今後ともよろしくお願いいたします。