講習2回目です。今日でパターンを決定します。1回目の修正点を反映したトワルを組みます。まるっきり組み直す場合もありますし、部分的に直す場合もあります。ジャケットは細かい理論的なところがたくさんあります。衿の設計もそうですし、背中心の引き方も、肩のいせ分量も、前衿ぐりの寸法も、前中心線の設定も。
今回は一つ取り上げてご紹介します。袖の設計ですが、袖の底側、下袖ですが、なるべくクリが浅くなるように設計します。そうすると腕が上げやすくなるからです。そでそこの部分には一定量のいせ分量を入れます。結果として袖が被ってきます。十分な運動量としてのゆとりを確保しつつ、スッキリ見せる。そのための工夫です。
次は生地を細断します。いよいよ縫製作業に入っていきます。
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