だいぶ更新期間が開いてしまいました。昨年の講習の様子ですがご紹介します。
写真は肩のイセをころしているところです。物騒な言い回しですが、いせ込むことをコロスと言います。肩甲骨の膨らみを作るように、併せて前肩の肩ぐせをとるように形作っていきます。
向かって奥側が背、手前側が前身頃です。芯地で切り込んだ前肩の肩ぐせに合うように表地を変形させていきます。
アイロンワークが終わったら、しつけ糸で芯地と前身頃を留めていきます。出来上がっても残すのは最後の中綴じの糸ですね。まだ袖付け前なので、AH側は留めずにふらしておきます。この次は衿づくりを少し紹介します。