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芯作り、芯据え

少し湿度が上がってきましたね。どうやら梅雨が近いようです。
今年のセミナーも順調に布地裁断が終わって、芯作りに入りました。芯は内側に分量をもたせて、表側にハリを出す、というのが基本的な考え方です。八刺しも内側に外回り分量を入れるように持って、針を刺していきます。
芯が出来上がったら、アイロンで形を整えます。その後、表地の前身頃ダーツ、細腹を縫い合わせ、くせ取り後、芯据えをします。ゆとりのいれ方を気にしながら据えていきますが、難しいところです。
話は変わりますが、裏地の後ろ身頃の写真も載せておきます。背中心に運動量としてのゆとりを入れて、手縫い糸で粗く留めておきます。