まだまだ気温は高いですが、朝夕は涼しく、また、午後の木漏れ日などには少し秋を感じるようになってまいりました。
ジャケット講習も前身頃が出来上がって、形が見えてきました。今日は脇縫い、肩入れを行いましたので、ご紹介します。
まずは脇縫いですが、縫った後にアイロンでしっかり割りつつ、後ろ身頃にシルエットを作り出します。
青のストライプの布地の方は肩をコンケーブさせたデザインです。上にボリュームを出すだけではなく前肩にもボリュームを持っていきます。背中のいせ分量は2cm強。縫う前のいせ込み、縫った後の前肩のくせ取りをしっかり行うことで、芯と表地が一体となり、美しいフォルムが浮かび上がります。