今回は「身返し」作りです。その設計にはいくつかのポイントがあります。まず、ラペルの先から2/3程度は地の目を通すようにすること。ラペルは基本的にはカーブしている場合が多いですが、身返しは地の目を通して裁断します。身頃と縫い合わせる前にアイロンワークでカーブするように整形します。次のポイントは身頃に対し丈方向に十分にゆとりを入れて裁断することです。身頃に対し同寸で裁ってしまうと、出来上がった際に身頃がつれがちになります。これを防ぐために身返しに十分にゆとりを入れます。詳しく知りたい方は是非当セミナーにご参加ください。
参加者の皆様の作業風景です。